MT4のインジケーターで最も実用性のあるフィボナッチリトレースメント。
これの使い方と使える設定値を紹介します。
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フィボナッチリトレースメントの使い方と設定
フィボナッチ数列や誰が考えたの?などの情報は一切必要ありません。
そのような無駄な情報でFXで勝てるようになれないので、リトレースメントのここだけは押さえておいた方が良いというポイントだけを紹介します
相場環境次第ではこのフィボナッチリトレースメントだけでほぼほぼ負けないトレードができます。
フィボナッチリトレースメントの引き方
フィボナッチリトレースメントの引き方はとてもシンプルで簡単です。
まずはMT4のメニューバーになる赤枠のフィボマークをクリックします。
下降相場に対しては直近の高値から安値に向けてフィボナッチリトレースメントを引いて聞きます。
上昇相場には直近安値から上昇した高値に下から上へフィボナッチを引きます。
上手く機能するように引く条件は、上昇の場合は直近安値、下降の場合は直近高値から引くということです。
どこからでも好き勝手に引けるだけにここの軸がブレると迷いが生じる結果になり、「フィボナッチは使えない」となってしまいます。
フィボナッチリトレースメントの数値の設定
フィボナッチリトレースメントにデフォルトで表示される数値をすべて使うと判断が難しくなるので、必要な数値だけを使うようにします。
フィボナッチにカーソルを合わせて右クリックして、「フィボナッチ・レベル」を選択します。
デフォルトのレベルは9個あります。
0%、23.6%、38.2%、50%、61.8%、100%、161.8%、261.8%、423.6%
この中でよく使われるのが「38.2%」と「61.8%」です。
なので、0、38.2、61.8、100以外は消します。
判断基準が多いとそれだけ迷いが生じます。
そうならないためにも38.2%と61.8%の2本のフィボナッチリトレースメントでトレードすると勝てるときは面白いぐらい勝てます。
フィボナッチが機能する相場だけトレードすることで収益を一気にプラスにすることができるインジケーターです。
MACDやRSI、ボリンジャーバンドなどありますが、フィボナッチ以外は確定したローソク足の数値を計算して後から追従してくるインジケータ―なので、現在レートでトレードするときに使い物になりません。
高値と安値に合わせるだけで時間軸に左右されず相場を監視できるインジケーターはフィボナッチだけです。
フィボナッチリトレースメントの活用方法
FXにはたくさんの通貨ペアがありますが、テクニカルが一番機能しやすいのはポンド円(GBP/JPY)なので、この1通貨ペアだけ監視するのか良いと思います。
監視する通貨ペアが多いとトレードチャンスも多くなると思われがちですが、そらは間違いです。
監視通貨ペアを増やすと逆に機会損失になることが多々あります。
それよりも1通貨ペアに絞って値動きの真理を追究した方が結果、収益がプラスになることの方が圧倒的に多いです。
それを踏まえてポンド円の4時間足です。
1.から2.へ下降のフィボナッチリトレースメントを引きます。
すると戻り高値が38.2%に見事に止められていることがよく分かると思います。
このタイミングで5分足に落として止まったことを確認してからショートエントリーをして20~40pipsをサクッと利確すると勝率がかなり高くなります。
落ちていく先でショートエントリーは危険すぎるので、戻ってきたところを叩き落とす感じまで待つことが大切です。
上昇の場合は下降と反対で下から上にフィボナッチを引きます。
このチャートは1時間足なのでフィボの38.2%にレートがきたときに5分足に切り替えてエントリータイミングを計ります。
4時間足だけ、1時間足だけ、5分足だけというように単独の時間足だけでフィボナッチを使っても騙しに合うのが関の山です。
4時間から順に短い時間足に落としながら相場環境を確かめてエントリーポイントを探し出します。
ただ、注意点があります。
たしかにフィボナッチだけで勝てる相場もありますが、それがすべてではありません。
フィボナッチが機能しない相場も当然あります。
そういうときはどうすれば良いのか?
様子見です。
投資家にできる戦略はロング戦略、ショート戦略、そして様子見戦略の3つがあります。
でも、勝てていない投資家は3つ目の様子見戦略を甘く見ていることが多く、様子見する技術が上がれば、自然に勝ちトレードが増えていくというシンプルな原理を理解できていません。
フィボナッチリトレースメントが機能する相場だけでトレードすることを念頭に環境認識をすれば、勝つことはそう難しくないことだと思います。
フィボナッチリトレースメント まとめ
このフィボナッチリトレースメントは、MT4じゃなくても他のプラットフォームでも使えます。
それだけに手法で口座を選ぶよりも大切な資金を預けるので、信頼性とか安全性、安心性などを重要視して選択することが大事になってきます。
どこの海外FX口座を使ってもフィボナッチリトレースメントでトレードできるわけで、それならより心配事が少ない口座を選んだ方がトレードに集中できると思いませんか。
怪しい口座で集中したトレードはできませんから。
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