日本人に最も人気のあるXMとトレーダーズファーストのAxioryの信頼性を徹底比較します。
ライセンスはもちろんのことそれ以外の多角的な側面から比較します。
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AxioryとXMのライセンス
ノーライセンスの海外FXは正直なところダメです、使わない方が良いです。
AxioryとXMのライセンスは規制が緩めですが、それには理由があります。
規制の緩いライセンスをなぜ選んでいるのかというと日本の金融庁が関係しています。
日本のライセンスを海外FX業者が取得して日本での営業権を獲得すると同時にデメリットも一緒に獲得してしまうからです。
金融庁に登録するデメリット
海外FXのメリットが金融庁に登録するとなくなってしまいます。
・レバレッジ25倍
・セロカットシステムの廃止
レバレッジ制限
ハイレバレッジが魅力の海外FXが金融庁に登録するとレバレッジが25倍に制限されます。
金融庁は投資家保護と言っていますが、実際は証拠金を多く入金させるための政策です。
ドル円を10000通貨でトレードしたい場合、レバレッジが400倍だと必要証拠金は2700円ほどですが、25倍だと44000円ほどになります。
裁量トレードの1回の取引量は大体、総資金10万円に対して0.1Lot(1万通貨)が妥当です。
でも、そうなるとレバレッジ25倍だと資金の45%が必要証拠金になってしまい、強制ロスカット水準が証拠金維持率100%だとしたら少しの含み損で強制決済されてしまいます。
そうならないためにはどうするか?というと金融庁の思惑通り資金を追加します。
エントリーポイントの精度が低いFX初心者はある程度含み損に耐えてトレードするのに、毎回ロスカットになることになり損失を確定させられる仕組みになります。
ハイレバレッジは必要証拠金を引き下げて強制ロスカットになりにくい環境を提供してくれるシステムなのに、それを制限する金融庁はどうかしています。
ゼロカットシステムの廃止
相場の急変動で発生したマイナス残高を0円に戻してくれるゼロカットも廃止されてしまいます。
これはFXだけの問題ではなくなってきます。
最悪の場合、口座残高が無くなるのは仕方がないとしても借金を背負うというリスクはゼロカットシステムがあれば防ぐことができますが、なければ路頭に迷うことになります。
投資家保護を掲げてレバレッジを25倍にした金融庁がゼロカットは法律で禁じられているという理由で禁止してます。
強制ロスカットがあるから問題ないとしていますが、2015年のスイスフランショックではサーバーがシステムダウンして強制ロスカットが機能せずに多くの投資家の口座残高がマイナスになったという事実があります。
FXは「絶対にない」と思われている事態でも起こる世界です。
そういった安易に考える日本の金融庁の方針に従うの嫌って、マイナーなライセンスで日本人にサービスを提供してくれています。
Axioryのライセンス
AxioryはベリーズのIFSCの発行するライセンスで運営しています。
こういうのはキッチリと本当に登録されているのか確認をした方が良いです。
IFSCにきっちりと登録されていました。
公式サイトの最下部に記載されている「000122/15」と同じライセンスナンバーなので間違いはありません。
XMのライセンス
セーシェルの金融庁でライセンスの認可を受けているXMです。
ただ、セーシェルのサイトで「TRADEXFIN LIMITED」がどこに表示されているのか全く分かりませんでした。
私の調べ方が悪かったのかもしれませんが、同じ調べ方でAxioryの登録は簡単に見つけることができましたけど。
信託保全の完備
XMもAxioryも信託保全を完備しています。
これでFX業者に万が一のことがあったとしても投資家の資金が差し押さえれることはありません。
運営資金とは全く別の信託口座に預け入れされているので、とても安心です。
The Financial Commissionへの加入
Axioryは信託保全とは別に万が一トラブルに巻き込まれても大丈夫なように「The Financial Commission」という紛争解決専門組織に加入しています。
これで何かトラブルがあったとき、解決しない場合でも2万ドルの補償をしてくれています。
これも本当に加入しているのか確認しています。
見事にメンバーに加入していました。
投資家のために情報を開示してくれている点も評価に値すると思います。
XMにも同じようなAIG保険に加入しているという噂があります。
これはXMのメインバンクが破綻したときに100万ドルが補償される保険のようで投資家には直接関係ないのですが、安心材料の一つになります。
ただ、この話が本当だったらです。
FXサイトの過去記事にはXMのサポートとのやり取りを乗せているところもあるので、実際にそういった保険に加入していた事実があったようなので、私もサポートにこのことを問い合わせてみました。
「XMはAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)の保険に加入しているため、最大100万ドルまでの補償には対応しています。」という記事もあるのですが、これは本当なのでしょうか?
すると、
弊社の内規に従い、大変申し訳ございませんが、
弊社における流動資金のレベルと適切な資金の安全の管理に弊社が起用する
金融機関また保険会社の具体名は開示することができません。
という回答が。
過去には堂々とクレディスイスがメインバンクだと公表して、そのやり取りを記事にして良いとまでしていたことを今更開示しないことに疑問に思います。
Axioryは堂々とドーハ銀行と公表しているのに、ここを公表できないというのは少し怪しく思います。
ひょっとすると現在はAIG保険に加入していない可能性も考えられます。
入金ボーナスの真相
Axioryには入金ボーナスがありません。
XMの日本人に人気がある理由の一つが入金ボーナスが豊富なことです。
この記事にも書いていますが、入金ボーナスを間違った使い方をすると資金がかなりの速度で減っていきます。
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投資家のことを思って入金ボーナスを提供しているのかどうか?です。
もし、投資家を思ってのことだとしたら、なぜZero口座は対象外なのでしょうか?
XMの入金ボーナスはマイクロ口座とスタンダード口座だけが入金ボーナスが貰えます。
でも、この2つの口座はSTP方式でZero口座とは違う取引方式です。
ECN方式はインターバンクに直接投資家からの注文を投げて約定するため、FX業者が介入する余地が1つもありません。
それに対してSTP方式はリクイディティプロバイダーと投資家の間にFX業者が介入してマッチングするシステムなので、完全にFX業者がレート操作、スレッド操作ができないとは言い切れません。
何故、Zero口座は入金ボーナスの対象外なのでしょうか?
これは仮説ですが、レート操作が行えるSTP方式にだけ入金ボーナスを提供するというエサで投資家を集めているとしたら。
そのためにZero口座の取引手数料が他の海外FXとは違い往復で10ドルと高めの設定になっているとしたら。
入金ボーナスに魅かれたFX初心者は取引手数料10ドルを毛嫌いしてスタンダード口座を開設、入金ボーナスを使い資金を早く減らさせて手数料以外からの収入にしているとしたら。
これは憶測です。
ですが、入金ボーナスの意味とそれに関連する事実を照らし合わせていくとXMは若干怪しいです。
どうしてもXMで口座を開設したいという人はZero口座がおすすめです。
これはAxioryでも同じことでシステムのエラーがでているのはスタンダード口座の方が多いように思います。
AxioryとXMの信頼性を比較 まとめ
私はAxiory推しなので、偏った比較になってしまいましたが実際に使ってみてXMは「あれ?」って思う点が何個かありました。
投資家として成功したいと思うのでしたら、入金ボーナスは使わない方が良いです。
おそらくですが、カモがネギを背負ってやって来る状態になると思います。
入金ボーナスなしでAxioryとXMを比較するとスプレッド、入出金方法、信頼性でXMには勝ち目はないと思います。
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