7年間、Axioryを使い倒してきた現役トレーダーが、海外FXでトップクラスのスプレッドの狭さを提供するAxioryがスキャルピングに向いている理由について紹介します。
スプレッド以外でもスキャルピングに向いている根拠と、XMとAxioryのスプレッドを比較した結果も一緒に説明します。
Axioryのスプレッド
Axioryのスプレッドは口座タイプで広さが違います。
- スタンダード口座(MT4・CTrader)
- ナノスプレッド口座(MT4・CTrader)
スタンダード口座はSTP方式を採用しているのでリクイディティプロバイダーからのレートにスプレッドという形で手数料を上乗せしているので、取引手数料は無しですが投資家に提供されるレートには広めのスプレッドが設定されています。
ナノスプレッド口座はENC方式を採用してるのでリクイディティプロバイダーから提示されるレートをそのまま投資家に横流ししているので、スプレッドはとても狭く設定されているのですが別途取引手数料として往復で6ドル/Lotが徴収されます。
スタンダード、ナノ、どちらの口座の方が取引コストが安いのか?
先に結論を書きますと、「ナノスプレッド口座」の方が取引コストは安くなります。
実際にどれぐらい安くなるのか検証していきます。
ナノスプレッドとスタンダードの平均スプレッドを比較
ナノスプレッド口座とスタンダード口座の基本的なスペックです。
_ | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 |
取引方式 | NDD STP方式 | NDD ECN方式 |
レバレッジ | 最大400倍 | 最大400倍 |
最低入金額 | 20,000円 | 20,000円 |
取引手数料 | 無料 | 往復$6.0 / 1ロット |
最低取引量 | 0.01ロット(1000通貨) | 0.01ロット(1000通貨) |
最小スプレッド | 0.4pips~ | 0.1pips~ |
スタンダード口座とナノスプレッド口座の大きな違いは取引方式とスプレッドと手数料の3つだけです。
スプレッドとは「SELL値」とBUY値」の差額のことで、投資家にとっては実質手数料となります。
スプレッド=手数料という概念でOKです。
二つの口座タイプの主要通貨ペアの平均スプレッドと取引コストを比較してみます。
全通貨ペアの平均スプレッド一覧はこちら▶▶Axioryの口座別平均スプレッド一覧
通貨ペア | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 | ||
平均スプレッド | 円換算 | 平均スプレッド | 円換算+手数料 | |
ドル円 (USD/JPY) |
1.3 | 1,300円 | 0.4 | 400円+600円 =1,000円 |
ユーロ円 (EUR/JPY) |
1.7 | 1,700円 | 0.6 | 600円+600円 =1,200円 |
ユーロドル (EUR/USD) |
1.2 | 1,200円 | 0.2 | 200円+600円 =800円 |
ポンド円 (GBP/JPY) |
2.2 | 2,200円 | 1.2 | 1,200円+600円 =1,800円 |
ポンドドル (GBP/USD) |
1.6 | 1,600円 | 0.8 | 800円+600円 =1,400円 |
オージー円 (AUD/JPY) |
1.9 | 1,900円 | 0.4 | 400円+600円 =1,000円 |
オージードル (AUD/USD) |
1.8 | 1,800円 | 0.5 | 500円+600円 =1,100円 |
※1ドル=100円、1Lot(10万通貨)で取引した場合
取引手数料をプラスしてもナノ口座の方が取引コストは安くなっているので迷うことはないと思います。
ボーナスや他の絡みがある場合はいろいろと検証して口座選びをするのですが、そういった煩わしいことがないのがAxioryのメリットの一つなので、スタンダード口座を開設するメリットはないように思います。
Axioryの平均スプレッドは過去24時間のデータから算出されているので、実際のところトレードしやすい時間帯は国内FXと変わらない最小スプレッドで取引することができます。
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Axioryがスキャルピングに向いている理由
スキャルピングとは短時間でエントリーから決済までを終わらせてしまう取引手法で瞬時に判断を委ねられる難易度の高い投資スタイルです。
Axioryがスキャルピングに向いている理由は3つです。
- スプレッドの狭さ
- ストップレベル「0」
- 約定力
スプレッドの狭さ
スキャルピングは狙える利益幅が狭くどうしても取引回数が多くなるので、当然取引コストが安くないと成立しません。
Axioryのスプレッドは海外FXでもトップクラスの狭さなので取引コストを安く抑えることができるので取引回数が多いスキャルではスプレッドの狭さが直接、利益増加に繋がってきます。
ストップレベルが「0」
Axioryはストップレベルが「0」なのでタイトなロスカット設定にも対応しています。
ストップレベルとは現在レートから指値、逆指値の待機注文をセットすることが出来るまでの値です。
例えばストトップレベルが4pipsの場合、現在レート110.00だとすると109.96~110.04の間には待機注文をセットすることが出来ないということです。
手動で決済すれば問題ないのですがストップロスは機械的に出来た方が損失に対する躊躇がなくなるので良いのですがAxiory場合、そのストップレベルが「0」なので極端な話、エントリー直後にエントリー値にロスカットを設定することも可能になります。
約定力が強い
スキャルピングは約定力が生命線とも言えます。
強い約定力とは約定率、スリッページ率、約定スピードで判断することができます。
利益的な面ではスプレッドというコストが重要になってきますが、システム的な面では約定力が強くなければスキャルで利益を残すことは非常に困難です。
狙う値幅が狭いのに注文がスリップしてしまうと、それだけでマイナスになってしまうことも出てきます。
しかもスキャルをする相場は値動きの最も激しい市場の開始時間を狙うことが多いので尚更強い約定力は必須になってきます。
Axioryの約定率は99.98%と驚異的で、スリッページもほとんどが0.1pips以内、約定スピードも99.3%が220ms以内になっています。
約定力が強い要因はNDD方式を採用しているからでAxioryの約定率はスリップした約定を除いたものですが、仕組み的に約定力の弱いDD方式を採用してる国内FXの約定率100%にはスリップした約定も含まれているので、そういった口座は信頼性に欠けてしまいます。
スプレッド、ストップレベル、約定力を兼ね備えているAxioryはスキャルピングに向いていると言っても過言ではないと思います。
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XMとAxioryのスプレッドを比較
ボーナスが豊富なXMTradingと信頼で定評のあるAxiory。
海外FXでもトップクラスのサービスを提供しているこの2つの口座の平均スプレッドはどちらが狭いのでしょうか?
実際のトレードに影響のあるメジャー通貨ペアの平均スプレッドで比較してみます。
_ | XMTrading | Axiory | ||
スタンダード | ZERO | スタンダード | ナノスプレッド | |
手数料 | 無し | 往復$10.0 | 無し | 往復$6.0 |
ドル円(USD/JPY) | 1.8pips | 0.3pips | 1.3pips | 0.4pips |
ユーロドル(EUR/USD) | 1.9pips | 0.3pips | 1.2pips | 0.2pips |
ユーロ円(EUR/JPY) | 2.7pips | 0.6pips | 1.7pips | 0.6pips |
ポンドドル(GBP/USD) | 2.6pips | 0.6pips | 1.6pips | 0.8pips |
ポンド円(GBP/JPY) | 4.6pips | 1.1pips | 2.2pips | 1.2pips |
スプレッド幅が広いスタンダード口座だけを見るとアキシオリーの方が狭く、クロス円が特に差が付いています。
逆にZERO口座とナノスプレッド口座でほぼ同じぐらいのスプレッドになっていますが、ここに取引手数料が別途必要になってきます。
ZEROとナノの手数料の差額は4ドルです。
どれぐらいの差がでるのか円換算してみました。
_ | XMTrading | Axiory | ||
スタンダード | ZERO | スタンダード | ナノスプレッド | |
手数料 | 無し | 往復$10.0 | 無し | 往復$6.0 |
ドル円(USD/JPY) | 1,800円 | 300円+1,000円 =1,300円 |
1,300円 | 400円+600円 1,100円 |
ユーロドル(EUR/USD) | 1,900円 | 300円+1,000円 =1,300円 |
1,200円 | 200円+600円 =800円 |
ユーロ円(EUR/JPY) | 2,700円 | 600円+1,000円 =1,600円 |
1,700円 | 600円+600円 =1,200円 |
ポンドドル(GBP/USD) | 2,600円 | 600円+1,000円 =1,600円 |
1,600円 | 800円+600円 =1,400円 |
ポンド円(GBP/JPY) | 4,600円 | 1,100円+1,000円 =2,100円 |
2,200円 | 1,200円+600円 =1,800円 |
Axioryの方がスプレッドは狭い結果になりましたが、平均スプレッドは固定ではないのでこの立場が逆転する場面も出てきます。
元々、XMはスキャルピングには少々不向きなところもあるので、豊富なボーナスを活かした中長期のトレードの方が向いているように思います。
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まとめ
Axioryはスキャルピングに向いているFX口座ですが、信頼度も高いので中長期はもちろんスワップポイントもトップクラスの高さを提供しているので万能型と言えます。
ただ、ボーナスがお年玉しかないので少額でトレードする人はXMやゲムフォレックスのようにボーナスで資金が倍になる口座を選択しても良いと思います。
7年間、使ってきて今まで何のトラブルにも巻き込まれていないという信頼性が一番の推しポイントになります。
信頼のおけるFX業者でトレードすることが安全の第一歩だと思います。
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