XMのデメリットを徹底検証

ネット記事で挙げられているXMのデメリットが本当にデメリットなのか徹底検証します。

調べるうちに意外とデマが多いことにビックリです!

 

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XMのよく見かけるデメリット

ネット記事でよく見かけるXMのデメリットは以下の通りです。

  • スプレッドが広い
  • 利益は海外送金しか出金できない
  • ハイレバレッジが危険
  • 信託保全ではない
  • 金融庁に無登録の非公式業者
  • 休眠口座になる

 

このデメリットが本当なのか検証してみます。

XMのデメリットを探していると国内FXの闇も垣間見れたりもしてきます。

スプレッドが広い

XMのスプレッドは確かに狭くはないですが、広くもないと思います。

あくまでも変動制のスプレッドなので、相場が活発に動いているときのXM Zero口座は最小スプレッド0.1pipsで取引することができます。

ただ、取引手数料が往復で10ドルというのはネックになります。

 

よく「XMは朝方のスプレッドが広い」と言われてるみたいですが、それは当たり前でNDD方式を採用しているFX業者はどこも同じ現象が起きています。

 

これはXMの朝方のスプレッドです。

 

AxioryやTitanFXでも同じくスプレッドは広がっています。

同じ時間帯のドル円です。

 

相場参加者が少なければ、それだけ注文も少なくなるので値飛びするのは当然のことで、むしろ固定スプレッドの方が正常ではありません。

 

おそらく朝方のXMのスプレッドが広いという人は、国内FXを利用している人だと思われますが、そもそもそんな時間に相場を見てもトレードする場面はありません。

そして海外FXを利用しているとこのような現象は至極当たり前の光景で何も違和感を抱きませんので。

 

ただ、XMのスプレッドは先ほども書きましたが、広くもなければ狭くもないのでスキャルピングをしたいのであれば、AxioryやTitanFXでした方が取引コストが安くなります。

それとストップレベルが4pipsと広いのでスキャルには向いていないのがXMです。

AxioryとTitanFXは当然、ストップレベルは0なので現在レートに指値、逆指値の注文をセットすることもできてしまいます。

 

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利益は海外送金からしか出金できない

XMは入金方法には国内銀行送金が用意されていますが、出金するときには海外送金しかありません。

BitwalletやSticpayなどの電子ウォレットは入金額までしか出金ができないため、

XMの出金=海外送金

となっています。

 

確かに海外送金だと銀行までの着金時間は他の出金方法と比較した場合、少々遅くなります。

そして2,500円~4,500円のリフティングチャージ料が必要になるので、手数料無料で出金することはできません。

 

せめてBitwalletで利益分が出金できれば低コストで出金することができたのですが。

資金を頻繁に出し入れする方には不向きな口座なのは確かです。

海外送金以外の入金方法は現在の海外FXだとどこも手数料無料ですが、出金するときに無料なのかそうでないかの違いは口座選びの判断材料になったりします。

 

出金コストを抑えたい、資金を頻繁に出し入れしたいという方はAxioryがおすすめです。

Curfex(国内銀行送金)という出金手数料が無料、上限なしで出金できてしまう決済方法を採用しているのはAxioryだけです。

実質、本当の意味で手数料無料で出金できるのはAxioryだけになります。

 

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ハイレバレッジが危険

「ハイレバレッジが危険」

これは完全に間違いというよりも情報操作といってもいいと思います。。

 

ハイレバレッジというよりもフルレバレッジでトレードすることは確かに危険です。
(フルレバレッジとは、必要証拠金=口座残高)

ただ、フルレバレッジで取引するのは人間である投資家です。

「フルレバレッジでトレードする人=危険」

これが正解です。

 

フルレバレッジでトレードすると国内FXと海外FX、どちらの方がが危険なのか?

答えは、国内FXです!

 

詳しくはこちらの記事に書いてあるので空いた時間にでも参考にしてください。

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ハイレバレッジであればあるほど証拠金が少なくなります。

レバレッジを危険にしているのは人間で、使い方ひとつで味方になってくれるのもレバレッジの凄いところです。

 

信託保全ではない

「信託保全ではない」

この情報はXMの公式サイトを見ている限りではデマです、信託保全のはずです。

念のため、ライブチャットでサポートにお伺いしました。

 

MT4に不具合があったので、そのことについて質問したついでに「信託保全」なのか聞いてみました。

 

Q.「御社は信託保全ではないのでしょうか?」

A.とんでもございません。
お客様の預託金は入金額・利益額に関係なく、全額安全となっております。

お客様ご資金は弊社資金とは分別保管している欧州優良銀行の口座へ転送されておりますので、
弊社に万が一のことがございましても、返済等に使用されることなどはなく、
全額安全となっております。

やはり私の見解通りの回答を頂きました。

「全額安全となっております」です。

おそらくですが、ネット記事の情報は結構古い内容で更新されていない可能性が高いです。

当時は信託保全ではなく完全分別管理だけだったかもしれませんが、現在は信託保全を完備しています。

 

それともう一つ気になる保証内容があるのですが、これも一緒に聞いてみました。

Q.「XMはAIGの保険に加入しているので、最大100万ドルまでは補償してくれます。」
という記事もあるのですが、これは本当なのでしょうか?

弊社の内規に従い、大変申し訳ございませんが、弊社における流動資金のレベルと適切な資金の安全の管理に弊社が起用する金融機関また保険会社の具体名は開示することができません。

こちらの質問には情報開示できないと断られてしまいました。

ただ、ネット記事では過去のサポートとのやり取りの画像を乗せていて、その内容を見るとAIGの保険に加入しているとされていましたが、現在では情報封鎖です。

 

過去は情報を開示していたのに、現在では開示できないということを考えて見るとAIGの保険を解約した可能性があります。

もし、まだAIG保険に加入しているとしたら、情報は開示した方が口座開設をしてくれる人は安心できるはずで、逆に解約しているとしたら、情報は開示しない方がマイナスイメージにはなりにくいです。

 

真相は分かりませんが、信託保全だということはサポートが証明してくれました。

実際、保険に未加入でもスイスフランショックを余裕で切り抜けたXMの資金体力は相当なものなのでマイナス要素にはなりにくいと思います。

信託保全だけで十分です。

 

もし、信託保全だけでは不安だという方は、AxioryやHotForexは別の損害補償保険に加入しているので、そちらの口座開設を考えてみるのも良いと思います。

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金融庁に無登録の非公式業者

海外FXでゼロカットシステムを採用している業者はすべて日本の金融庁に登録していない非公式業者でXMだけではありません。

 

なぜ、金融庁はこのような注意喚起をしてるのでしょうか?

これは投資家のためではありません、海外FXを利用されて国内の資金が海外に流れてしまうのを防ぐためです。

国内FXからは税金を徴収できますが、海外FXからは徴収できないので。

 

では、なぜXMは日本の金融庁に登録をしないのか?

それは、25倍のレバレッジ規制とゼロカットシステムが使えなくなるからです。

海外FXで日本の金融庁に登録しているForex.comやオアンダはレバレッジが25倍で、ゼロカットはありません、サイト内で追証請求があるという内容を分かりにくく説明しています。

 

海外FXに関しては「無登録業者=怪しい企業」ではなく、「無登録業者=投資家思いの企業」の方がしっくりくるように思います。

ここからの話は私の個人的な意見で憶測なので不確かな情報ですが、日本の金融庁と国内FXは投資家から証拠金をより多く集めるためにレバレッジ規制をしていると思います。

 

レバレッジが高くなれば、必要証拠金は少なくなりますが、逆にレバレッジが低くなると必要証拠金の額は多くなります、当たり前ですが。

例えば、1ドル100円のときに10Lot(100万通貨)の取引をしたとします。

 

そのときの必要証拠金をXMと国内FXの25倍を比較してみますと

レバレッジ 必要証拠金 ロスカット水準(証拠金維持率)
XM 888倍 11,261円 20%
国内FX 25倍 400,000円 80%

 

これだけの違いがあります。

そこに強制ロスカット水準も一緒に比較してみました。

どちらもフルレバレッジで取引して強制ロスカットになった場合、損失額は国内FXの方が大きくなります。

 

「口座残高=必要証拠金」

これがフルレバレッジで、証拠金維持率100%の状態です。

 

海外FXは強制ロスカット水準が証拠金維持率20%なので、口座残高が11,261円の20%の2,252円になると強制的にポジションが閉じられます。

損失額は9,008円です。

 

一方、国内FXは強制決済の水準が80%のところが多いので、エントリー後に少しでもマイナスに振れると即ロスカットになります。

口座残高が400,000円の80%の320,000円になると強制ロスカットされます。

損失額は8万円です。

同じ通貨ペア、同じポジションサイズでトレードして損失額がこれだけ違ってきます。

 

「フルレバレッジでトレードする人はいてない」と思うかもしれませんが、破産する人のほとんどはポジション増しのナンピンでフルレバで取引をしています。

フルレバで取引した場合、先ほどの例のように海外FXの方が傷口は小さくて済みます。

 

国内FXはレバレッジを25倍にすることで投資家からの入金額を増やし、さらには大きく前田ときのダメージを大きくしてDD方式を採用することで投資家の損失が直接利益になる仕組みを構築しています。

セロカットがないので、万が一の事態でも国内FXは損失を投資家に押し付けることができてしまいます。

なので、ハイレバレッジでNDD方式を採用しゼロカットシステムを導入している海外FX業者に日本でウロウロされると何かと都合が悪いのです。

 

レバレッジ25倍、DD方式、ゼロカットなし、金融庁の政策すべてが投資家から資金を搾取するためのシステムになっているように感じて仕方がありません。

これはあくまでも個人的な見解ですが、海外FXに関しては「無登録業者=投資家に優しい企業」だと思えます。

 

休眠口座になる

全く取引がない状態が90日以上になると口座維持費が毎月5ドルが残高から引き落とされ、口座残高が0円の場合に休眠口座扱いになります。

休眠口座になるとすべてのボーナス、XMPポイントが消滅してしまいます。

 

AxioryやTitanFXでは何年放置していても休眠扱いにされないので、XMでトレードするときは注意が必要になります。

 

XMのデメリットを徹底検証 まとめ

XMのデメリットのほとんどが、認識の違いでデメリットと言えるものではないように思います。

ただ、XMを選ぶかどうかはご自身のトレードスタイルで決まってくるように思います。

 

資金を効率よく使うにはボーナスは大切ですが、出金するとボーナスは一定割合で減少していくので、出し入れを頻繁にする方は他のAxioryやTitanFXのような海外FXの方が良いと思います。

こちらの記事はトレードスタイル別でおすすめ口座を解説しているので参考になるかもしれません。

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