おすすめの海外FX業者を4つに絞ってみました!

海外FXといっても国内FXより多くあり、詐欺まがいな口座も少なくないです。

なので、海外FX歴10年の私が実際に利用して「このFXブローカーは安心だ」と断言できる、おすすめのFX口座を4つに厳選して紹介します。

それぞれ特色が違うのでトレードスタイルに合わせた口座選びの参考になると思います。

 

海外FX最狭のスプレッドを誇るAxiory

おすすめの海外FXの基準

海外FXの良し悪しを判断する場合、最も重要な基準は「信頼性」です。

ボーナスやレバレッジ、スプレッドは正直なところどうでも良くて、大切な資金を預けるところなので見るべきポイントは信頼です。

 

出金拒否が、たまにでもあるような口座に入金することはできませんよね。

特に私は用心深いので、そんな口座には絶対に入金しません。

用心深く臆病な私が7年間も利用し続けている、おすすめの海外FXの信頼性の高さを証明していきます。

 

その判断基準は3つです。

  • ライセンス
  • 資金管理
  • 取引方式

これだけは絶対に確認してから口座を選ぶようにしています。

実際に利用してる海外FX業者4社

私が実際に口座に入金している海外FXは以下の4社です。

  • Axiory
  • TitanFX
  • XMTrading
  • HotForex

他にもゲムフォレックスなどもありますが、おすすめできない決定的な理由についても書いてみたいと思います。

 

Axioryのライセンス

信頼度は海外FXの中でもピカ一のAxioryです。

取得している金融ライセンスはIFSC(ベリーズ国際金融委員会)。

 

本当に取得しているのかも確認済です。

こちらからも確認できます▶▶ Axiory公式サイト ライセンス確認

それほど厳しいライセンスではないですが、日本の金融庁と繋がりがほとんどない国のライセンスを取得することで金融庁からの圧力を受けることなく日本人にサービスを提供することができるからです。

 

ライセンスを取得していないFX業者は論外で、取得していて当たり前なのがライセンスです。

取得していなくても取得していると公表しているFX業者もあるので、自分の目で確認できるところだけを利用するようにしています。

 

Axioryの資金管理

Axioryは投資家の資金を運営資金とは全く別の信託口座に分別管理をしています。

海外FXでは珍しい信託保全を完備しているので、万が一Axioryが倒産することがあったとしても入金した資金、利益、保有中のポジション分すべてを回収することが保証されています。

 

しかも、ないとは思いますがAxioryが出金拒否などのトラブルを起こした場合、The Financial Commissionという紛争を専門で解決してくれる機関が仲裁に入ってくれます。

それでも解決しない場合は最大で200万円までの資金を保証してくれるそうです。

 

今までThe Financial Commissionが仲裁に入ったことがないのは言うまでもありません。

Axioryは信頼を高めるために加盟しているのだと思います。

 

Axioryの取引方式

Axioryは投資家からの注文が直接インターバンク市場へ飛ぶようになっているNDD方式を採用しています。

 

この方式を採用することでAxioryが仲介することがなくなるので強くて速い約定が可能になりスリップすることがほとんどありません。

しかも直接インターバンクへ注文を飛ばすことで不正なレート操作も不可能になり、リクオートも一切ありません。

この取引方式を採用していることでAxioryには不正行為はできないという証明になります。

 

TitanFXのライセンス

設立当初はニュージーランド(NZFSP)の金融ライセンスを取得していましたが、現在はバヌアツ共和国(VFSC)のライセンスを取得しています。

 

現在もしっかりとライセンスを取得していることが確認できました。

 

BigBossという海外FX業者はセントビンセント・グレナディーンFSAで取得しているらしいのですが、FSAのサイトで調べても会社名が出てきませんでした。

なので、そういうFX業者は利用しないことです、AxioryやTitanFXのように確認できるFX業者がありますから。

 

TitanFXの資金管理

TitanFXは完全分別管理で投資家の資金を運営資金とは別に管理保管をしています。

残念ながら信託保全ではありません。

 

その理由をTitanFXサポートに直接聞いてみました。

 

サポートの回答を要約してみますと

  • バヌアツ共和国には信託銀行という制度がない
  • 投資家の資金は常に全額、NAB銀行の顧客信託口座に現金で保管
  • 投資家の資金を運営資金として使うことは一切ない

バヌアツには信託銀行という制度がないようなので、信託保全はしていないという回答を貰いましたが、TitanFXが取っている資金管理方法はほとんど信託保全と同じです。

資金の保管先のNAB銀行(ナショナル・オーストラリア銀行)は国内大手の銀行(三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行)と同等の格付けのAAランクです。

信頼性の高いNAB銀行の顧客信託口座に資金を保管されているので安心です。

 

TitanFXの取引方式

TitanFXもNDD方式を採用していますが、言い方がDMA(DirectMarketAccess)方式と呼んでいます。

Axioryと同じでリクオート、オフクオートや不正行為ができない仕組みを採用することで投資家の信頼を獲得することができています。

 

XMのライセンス

XMはセーシェル金融庁(FSA)証券ディーラーライセンス番号SD010 の金融ライセンスを交付されています。

このライセンスもAxioryやTitanFXと同じで規制の緩いライセンスですが、ハイレバレッジを提供するための日本の金融庁対策です。

 

もちろん、セーシェル金融庁のサイトでXMが本当に登録されているのか、自分の目で確かめています。

日本で一番人気のXMですから、登録していないということはないですね。

 

XMの資金管理

XMもAxioryと同様、信託保全を完備しています。

詳しくは「よくある質問」に記載されています。

 

XMTradingTradexfin Limitedが運営しており、適用される法および規制に基づき、お客様の資金の安全性および消費者保護を確実にします。従いまして、XMTradingは以下を措置します。

・お客様の資金の分別管理
お客様のご資金は当社が用意する銀行口座へ移管され、分別管理されます。こちらの資金は当社の貸借対照表に含まれず、当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。

・銀行口座
お客様のご資金および当社の運転資金は定評ある優良金融機関に預託しています。

・規制機関による監督
規制された証券ディーラーライセンス保持者として、弊社には厳格な金融要請に応える義務があります。従って、弊社はお客様の入金、会社の通貨ポジションの変動の可能性、その他の未払い経費を充当する 十分な流動資本を保持するよう法により義務付けられています。毎年の監査により不足が認められる場合には、弊社の内部監査法人により詳細が全て当局へ 報告される運用となります。

引用先:XMTrading公式サイト

文言で信託保全とは書かれていませんが、

『お客様のご資金は当社が用意する銀行口座へ移管され、分別管理されます。こちらの資金は当社の貸借対照表に含まれず、当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。』

この一文が信託保全を示唆しています。

 

『貸借対照表』とは会社の財政状況が一目で分かる表のことです。

  • 会社が持っている「資産」
  • 返済する義務がある「負債」
  • 総資産から負債を差し引いた「純資産」

投資家の資金がここに含まれないということは、万が一の事態になったとしても差し押さえの対象にはならないということです。

 

XMが万が一の事態になった場合でもFX業者は関与せずに投資家と第三者の監査機構だけで資金回収処理を進めることができるのが信託保全になります。

資金管理に関しては国内FX業者並みの信頼性があると言っても良いです。

 

XMの取引方式

取引方式についてはXMの公式サイトに記載されていないので、サポートにメールで聞いてみました。

 

弊社はNDD(ノーディーリング)方式を採用しており、
「ゼロ口座=ECN方式」と「スタンダード口座・マイクロ口座=STP方式」での運用となっております。 

ご注文は、弊社のサーバーに送信され集められ、弊社のリクイディティプロバイダーより
市場で最良の価格にて執行された後に、リスク管理モデルを元にリクイディティプロバイダーへ送られております。

引用元:XM公式サポートメール

 
NDD方式を採用しています。
不正操作ができない透明性の高い取引を提供してくれていることが証明されます。
 

Hotforexのライセンス

セント・ビンセントおよびグレナディー諸島の金融ライセンスを取得しているようです。

ただ、私の調べ方が悪いのか実際に登録していることが確認できるページへアクセスすることができず、このライセンスが本当に登録されたものなのかは不明のままです。

 

ただ、XMと同じでHotForexのグループ会社が最も厳しいと言われている英国金融行動監視機構(FCA)に登録していることが確認できました。

 

HotForexグループはそれ以外にもDFSA、FSCA、FSAの金融監視機構に登録しています。

これは完全に日本の金融庁からの圧力から逃れるための措置だと考えられます。

日本の金融庁に登録してしまうとレバレッジは規制されて25倍に、ゼロカットは日本の法律上ができなくなってしまうからです。

 

HotForexの資産管理

HotForexはキプロスの損害保険に加入しています。

 

当社はお客様をはじめとする第三者に対する債務に関して、 500万ユーロを上限とする民事賠償保険制度で、追加の保護対策を講じています。この保険は、エラー、脱落、過失、詐欺など金銭的損失につながる多様なリスクをカバーする業界でも有数の手厚い補償内容です。

引用元:HotForex公式サイト

保険会社から最大で500万ユーロが補償内容となっています。

万が一のときの投資家の追加保護対策はAxioryの加盟しているThe Financial Commission並みになります。。

 

そしてHotForexは信託保全を完備しています。

資金の分離管理

お客様の資金は、当社の使用口座とは別の銀行口座に預託されます。こうした資金は当社のバランスシートに計上されず、当社が万一債務不履行に陥った場合に債権者への返済に充てられることはありません。

引用元:HotForex公式サイト

XMと全く同じ表現で説明されています。

投資家の資金は貸借対照表に含まれないため債務返済に充てられる可能性はゼロ、これで投資家の資産の安全性は確保されます。(バランスシート=貸借対照表)

資産管理はXMクラスの充実度だと思います。

 

HotForexの取引方式

HotForexはNDD方式を採用しています。

口座タイプの基本的なスペックは以下の通りです。

 

  マイクロ口座 プレミアム口座 ゼロスプレッド口座
最低入金額 $5 $100 $200
レバレッジ 1:1000 1:500 1:500
最小スプレッド 1.0pips 1.0pips 0.0 pips
取引手数料 なし なし メジャー往復:$6/1Lot
その他:$8/1Lot

スプレッドの極狭のゼロスプレッドには別途取引手数料が必要になります。

メジャー通貨ペアは1Lotの取引に対して往復で6ドル、それ以外の金融商品は1Lotの取引に対して往復で8ドルです。

 

マイクロ、プレミアム口座はSTP方式、ゼロスプレッド口座はECN方式を採用することで取引の透明性が確保され、不正行為のない環境でトレードすることができます。

NDD方式なのでスキャルピングも両建ても可能です。

 

ただし、両建ての場合は口座内のみとなります。

ボーナスを利用して複数口座、もしくは別の海外FX業者を使って両建てすると口座凍結になる可能があるのでご注意ください。

 

Gemforexをおすすめに入れなかった理由

GemForexは日本人が経営陣に多数いてるので、サポートに関しては問題なく日本語で対応してくれます。
ですが、ライセンスが2019年6月に取得している点がとても気になります。
サービス内容も口座タイプ、残高に関係なくレバレッジ1000倍で入金不要ボーナスもトップクラスで入金ボーナスも抽選ですが上限100万円と充実しているのですが、信頼性に欠ける部分が少々見受けられます。
 

 
他に信用できるFX口座がないのでしたら話は別ですが、わざわざ怪しいと言われているFX業者でトレードする必要はないように思います。
投資家の取るべき行動はリスクをできるだけ回避することなので、口座選びは一番最初のリスク回避能力が試される場面だと思います。
不用なリスクは取らないことが相場の原則ですので。
 

おすすめ4つの海外FXの口座選びのポイント

紹介したおすすめの海外FXはそれぞれ特色が違います。
その違いが口座選びのポイントになります。
 
各口座の特色を下記の表にまとめてみました。
FX業者 レバレッジ ボーナス スプレッド 入金手数料 出金手数料
Axiory 最大400倍
残高縛り あり
なし 狭い 2万円以上無料 Curfexで
実質無料
TitanFX 最大500倍
残高縛り なし
なし 狭い 初回入金のみ
2万円以上無料
Bitwalletで
824円
XM 最大888倍
残高縛り あり
あり やや狭い 1万円以上無料 海外送金のみ
Hotforex 最大1000倍
残高縛り あり
あり やや狭い 無料 Bitwalletで
824円
この表から自分のトレードスタイルに合わせた口座選びができます。
 

Axioryを選ぶポイント

Axioryの利用することでメリットを最大限に活かせる方は以下の通りです。

 

資金200万円以下で取引回数が多い方

トレード資金が200万円以下で1日に何度もトレードをする方はおすすめです。

 

Axioryは口座残高でレバレッジ縛りがあり、残高が200万円以上になるとレバレッジが200倍まで下がります。

レバレジが低くなると必要証拠金に影響が出るので、200万円以下の資金で300~400倍のレバレッジで証拠金維持率を上げて運用している方が強制ロスカットになる可能性はかなり低くなります。

 

そして海外FXでもトップクラスのスプレッド狭さと安い取引手数料です。

取引回数が増えると取引コストが明らかに変わってきます。

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資金の出し入れが多い方、電子ウォレット決済が嫌いな方

とにかくAxioryの出金コストは海外FXでトップクラスではなくトップです。

Curfex(国内銀行送金)を利用した2万円以上の出金手数料無料は他の海外FXにはありません、Axioryのみです。
 
Axioryは直接自分の銀行に送金してくれるので手間も省けます。
2万円以上なら何度出金しても手数料は無料ですから。
 
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スワップポイントで稼ぎたい方

Axioryはボーナスがない分、スワップポイントが高いです。
 
日々変動するのですが、多い時で1日4,500円付与されることもあります。
上記の「213ポイント」で1Lotで3,800円ぐらいのスワップポイントになります。
 
詳しくはこちらの記事に書いています。
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TitanFXを選ぶポイント

TitanFXは信頼性の面でAxioryよりも若干劣るところがあるのですが、Axioryにない絶対的なメリットがあります。

TitanFXを利用することで活かせるメリットは以下の通りです。

 

資金200万円以上で取引回数が多い方

Axioryでは残高のレバレッジ縛りがありますが、TitanFXではレバレッジ縛りが一切ありません。

しかも、スプレッド、約定力共にAxioryと比較しても負けていません。

 

ただ、出金方法に銀行送金がないのでBitwalletへ出金することになるため、Bitwalletの口座を開設する必要があります。

Bitwalletの口座を開設するのは嫌だという方はAxioryを、すでに口座を持っているという方はTitanFXで、という感じで口座を選ばれては如何でしょうか。

大きな資金で500倍のレバレッジを活かしてスキャルピングする方にはおすすめです。

 

スワップポイントで稼ぎたい方

Axioryと同じく、スワップポイントが高いTitanFXです。

日々変化するスワップポイントなので、AxioryとTitanFXのどちらが良いですか?という問いにはどちらも良いとしか言いようがありません。

 

ただ、TitanFXにはスワップポイント最強と言われるポンドトルコリラ(GBP/TRY)があります。

2020年2月に1日のスワップポイントが570ポイントになっていたことがあります。

日本円に計算すると1Lotで1日10,500円という高額スワップです。

ポジションを持っているだけで付与される収益なので、ヘタな裁量トレードよりも確実に利益を積み上げることができます。

 

長期投資になるので、リスクヘッジの意味も兼ねてAxioryではユーロトルコリラ、TitanFXでポンドトルコリラという感じで両方の口座を開設することが機会損失を防ぐことができます。

長期投資は信頼性が最も重要になってきます。

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XMを選ぶポイント

XMの推しポイントはボーナスでAxioryとTitanFXにはない強みです。

短期トレードよりも比較的簡単なスイングトレードに向いている口座です。

 

トレード資金が少ない方

少額でトレードを始める方には、口座開設ボーナスや入金ボーナスがあるXMがおすすめです。

 

口座を開設するだけ3,000円の入金不要ボーナスが貰え、最大で50,000円までは入金額と同額のボーナスも貰えるので、軍資金5万円で証拠金を103,000円に増やしてトレードをはじめることができます。

口座開設の注意点してはXM Zero口座は入金ボーナス、ポイントバックの対象外なのでスタンダード口座を開設することです。

もう一つ、ボーナスは出金できないですが、得た利益分の出金は可能です。

しかし、出金する額と同じ割合のボーナスが消滅してしまうので、出金するタイミングには注意が必要です。

 

ポイントバック利用することで入金ボーナスを貰いながらスプレッドを狭くする方法があります。

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HotForexを選ぶポイント

口座開設で貰える入金不要ボーナス以外の基本的なスペックはXMよりも高いHotForexです。

なので、XMとどちらを開設したらいいのか迷うところで、個人的には好みの問題かと思います。

資金が少ない方は入金ボーナスが多いHotForexが良いのではと思います。

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おすすめの海外FXを4つに絞ってみました まとめ

トレードスタイルに合わせて口座を選ぶのですが、今回紹介した4つの口座はすべて開設してても良いと思います。

ただ、AxioryとTitanFXは口座維持費は無料なのですが、XMは90日以上ログインがなければ毎月5ドルの口座維持手数料を徴収されるのでご注意ください。

 

もし、3つ開設しても使うのはAxioryとTitanFXだ、となった場合はXMから資金を全て引き出しておけば何も徴収されることはなく、休眠口座扱いになるだけですので。