GemForexの評判は?詐欺?

海外FXで一番人気のXMに迫る人気のGemForex。

詐欺なのではと噂される評判はどうなのか?SNSでの評判も検証してみます。

 

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ゲムフォレックス(GemForex)の信頼性

海外FXの口座選びで一番気になる部分が「信頼性」です。

このサイトでもいくつかの海外FXの信頼性について書いていますが、Gemforexの信頼性について調べれば調べるほど、ちょっと残念な感じがしてきます。

 

GemForexの基本的なスペックは非常に高いです。

  • 口座開設ボーナスが多い
  • 100%入金ボーナスの上限額が100万円
  • レバレッジが1000倍(口座タイプ、残高規制なし)
  • スプレッドが狭い方
  • EA、ミラートレードが使い放題

ハッキリ言って申し分のないスペックで、XMに追いつきそうな勢いがあるのは分かるような気がします。

XMとAxiory、TitanFXの良いところばかりを集めた感じのFX口座でGemForexの役員に日本人が多いだけあって、行き届いたサービスだと思います。

 

ただ、私としてはスペックが高くても「信頼性」が高くなければ入金しません。

2~3万円程度で遊ぶのなら入金ボーナスも多いので良いかもしれませんが、何百万単位でトレードするには信頼性なしでは無理だと思います。

GemForexの信頼性を見極めるために3つのポイントで検証していきます。

  • ライセンス
  • 資産管理
  • 取引方式

GemForexのライセンス

GemForexはニューランド証券投資委員会(NZFSP)に登録しています。

公式サイトにライセンス画像が記載されていませんので調べてみました。

 

NZFSPは「Financial Service Providers Register」の略です。

GemForexに記載されている「FSP564306」を入力。

 

サイトで検索してみるとGemForexの登録は確認が取れました。

ただ、登録が2019年5月なのでつい最近ということになります。

 

そこからさらに調べて見るとニュージーランドには金融ライセンス的なものがNZFSP(Financial Service Providers Register)とFMA(Financail Markets Austhority)の2つがあるようです。

FMAは日本の金融庁のような政府公認の信頼性の高いライセンスのようです。

 

一方、FSPはといいますと、ニュージーランドで金融サービスの業務を行うために登録する機関でライセンスを発行機関ではないようです。

FSPに登録するときのフローチャートがサイト内にあったのでちょっとお借りしました。

 

赤○にはこう書かれています

「Do all financial services require licensing by another authority?」

Googleで翻訳すると

「金融サービスは別の機関によるライセンスが必要ですか?」

 

ここでライセンスが必要か聞かれ、「No」を選択するとFSPへの登録は完了してしまいます。

ここまで何の審査も提出もありません。

登録しただけでライセンスの取得はFMAになるようです。

 

NZFSP=金融ライセンスではない可能性がとても高いです。

私もネットで調べただけの個人的な見解なので、この情報が確かなものなのかどうか分かりませんが、GemForexのライセンス取得疑惑はかなり黒に近いグレーなように思います。

 

過去にTitanFXもこのFSPをライセンスとしていましたが、現在ではバヌアツ共和国のライセンスを取得し、公式サイト内でライセンス画像を記載していますが、以前のFSPのときには記載されていませんでした。

NZFSPがライセンスなのかどうか分かりませんが、もしライセンス発行をしているとしたら規制も何もない名前だけのものだという可能性も高いです。

 

GemForexの資産管理

GemForexは信託保全ではなく分別管理です。

ただ、気になるのが

「お客様の運用資金と同額の資金を分別保管し、万が一の備えとして、大切に守る事を約束しております。」

 

Axioryの説明はここまで詳しく書かれています。

 

XMでは

「お客様のご資金は当社が用意する銀行口座へ移管され、分別管理されます。こちらの資金は当社の貸借対照表に含まれず、当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。」

と明記されてます。

上記の2つの海外FXは信託保全を完備しています。

 

やはり気になるのが

「お客様の運用資金と同額の資金を分別保管し、万が一の備えとして、大切に守る事を約束しております。」

この文言です。

XMの「貸借対照表に含まれてないから投資家の資金は安全です」の説明には説得力がありますが・・・。

資産が差し押さえの対象になった場合、投資家の運用資金はどうなるの?となりますが「同額の資金」はGemForexの運用資金になるのでは?と解釈することもできます。

 

GemForexの取引方式

GemForexの取引方式は?

NDD方式を採用しているFX口座にはいくつか特徴があります。

 

  • スプレッド以外に取引手数料が必要
  • スキャルピングOK
  • 約定力が強い

この特徴でGemForexの取引方式を検証していきます。

スプレッド以外に手数料が必要

NDD方式にはECNとSTPの2種類があり、この取引方式を採用しているFX業者では口座タイプで選択することができるようになっています。

 

GemForexも例外なく2つの口座タイプで分けられています。

オールインワン口座がSTP方式だとした場合、GemForexがカバー先のレートをチェックして投資家が有利になるレートでマッチングさせる方式です。

この場合、GemForexがスプレッドに手数料を上乗せして注文を出すので取引手数料は無料になりますが、スプレッドはその分広くなります。

 

問題になってくるのがノースプレッド口座です。

本来、NDD方式のECNは直接インターバンク市場に発注するので、狭いスプレッドで取引することができる反面、FX業者はスプレッドに手数料を上乗せすることができないため別途取引手数料を徴収する必要がでてきます。

が、GemForexではECN方式であろうノースプレッド口座でも取引手数料が無料になっているのです。

 

NDD方式を採用しているFX業者は運営する上で利益を上げるには、この手数料を徴収するしか方法がないはずなのですが。

ボーナスも提供して手数料も取らない、となるとどこから利益をだしている?と疑問に思ってもおかしくないです。

 

スキャルピングOK

NDD方式を採用しているFX業者はスキャルピングOKなのは至極当たり前ことです。

取引の回数が多いスキャルは取引手数料を多く支払ってくれるので運営側からしたら美味しい話です。

 

ところが、国内FXが採用しているDD方式ではスキャルピングは禁止されています。

DD方式は投資家からの注文を一度自社で処理してからまとめてインターバンク市場に発注するので、一度にたくさんの注文が入ると捌ききれなくなるため禁止にしています。

で、GemForexはどうなのか?といいますと、

 

大量の注文には対応しきれないそうです。

AxioryやTitanFXでも無制限でスキャルピングを認めているので、なぜ大量注文に対して支障が出るのかとても不可解です。

 

色々調べていくと、先にNDD方式ではないとネタバレしてしまいますが、GemForexは独自の注文方式を採用しているみたいです。

当社では、低スプレッド競争には参加せず、本物の流動性提供をするべく力をいれております。
その結果、大手銀行の協力、優秀な開発陣により最高水準のディーリングシステムを開発し、意図的なリクォートは行わず、0.78秒以内に99.79%約定環境のご提供を実現致しました。

引用元:GemForex公式サイト

AxioryやTitanFX、XMのように「エクイニクス社(EQUINIX社)」を利用すればスキャルピングは本当の無制限に出来ると思うのですが。

この取引方式には「ディーリングシステムを開発」となっているので、DD方式に近しいものと判断することができます。

なので取引の透明性については不明となります。

 

約定力が強い

ここが一番も問題点です。

ツイッターで「GemForex 約定拒否」で検索すると思っていた以上にヒットします。

 

XMやAxioryで検索してもほとんど悪評はヒットしません。

 

FXは口座選びから自己責任なので何とも言えませんが、入金ボーナスが多かろうとレバレッジが高かろうと私は利用することはありません。

仮にこのSNSの苦情がデマだったとしても「火のないところに煙は立たず」なので、煙の上がっていない口座を選びリスク回避します。

 

資金が少ない方やシステムトレードをする方は、利用する価値はあるのかもしれません。

元々EAを開発していた会社なので、その辺りのノウハウはあると思いますので。

 

GemForexの評判は?詐欺? まとめ

GemForexの評判は賛否両論です。

詐欺行為はしていないと思いますが、調べていてスッキリとはしませんでした。

 

出金拒否も不当トレードに対してだけのようなので、ルールさえキッチリと守れば問題ないかと思われますが、あくまでも自己責任でということになります。

個人的には、口座選びからリスクを取っていくのはあまりお勧めではありません。

安心してトレードのできる口座を選んだ方がいろいろな意味で楽になると思います。

 

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