海外FXで日本人人気ナンバー1のXMの評判と信頼性について徹底的に検証してみました。
日本人がなぜそこまでしてXMを信頼することができるのか?を調べてみて「なるほど」と思えたことを分かりやすく解説します。
XMは豊富なボーナスのおかげで評判が良い?
XMが日本人に人気がある理由の一つに「豊富なボーナス」があります。
- 口座を開設するだけで貰える未入金ボーナス
- 入金額と同額のボーナスが貰える入金ボーナス
- 取引量に応じてポイントがもらえるロイヤルティプログラム
ボーナスで証拠金を増やして資金を効率よく使える海外FX口座なので、幅広い層の日本人に人気があり使われているのだと思われます。
ただ、ボーナスが豊富なだけで人気ナンバー1にはなれません。
ボーナスの裏側に隠れたXMの信頼性の高い運営体制が人気の秘密で、良い評判が際立っています!
XMの信頼性は?
海外FXを始める方が最初に思うことは、「詐欺にあわないか?」「出金拒否などのトラブルに巻き込まれないか?」という不安です。
個人的には国内大手銀行並みの信頼性がなければ入金したくありません、というよりも信頼性が高くなければ入金はしません。
XMに本当に信頼性があるのかどうかを以下の3つのポイントから検証してみたいと思います。
- 資産の安全性
- 取引の安全性
- サービスの透明性・公平性
資産の安全性
XMでは信託保全を完備しています。
- 信託保全とは
-
当社へ預託された証拠金、お取引の損益、スワップ損益を当社のその他の資産とは区分して、信託銀行に信託することにより、万が一当社が破綻した場合でもお客さまの資産を保全する仕組みになります。
引用元:SBI FXトレード
国内のFX会社では当たり前の信託保全ですが、海外では投資家の資金を分別管理をしているところは多いのですが信託口座で管理されているところは非常に少なく稀なケースになっています。
XMの公式サイトでも投資家の資金の安全を宣言してくれています。
XMTradingはTradexfin Limitedが運営しており、適用される法および規制に基づき、お客様の資金の安全性および消費者保護を確実にします。従いまして、XMTradingは以下を措置します。
・お客様の資金の分別管理
お客様のご資金は当社が用意する銀行口座へ移管され、分別管理されます。こちらの資金は当社の貸借対照表に含まれず、当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。・銀行口座
お客様のご資金および当社の運転資金は定評ある優良金融機関に預託しています。・規制機関による監督
規制された証券ディーラーライセンス保持者として、弊社には厳格な金融要請に応える義務があります。従って、弊社はお客様の入金、会社の通貨ポジションの変動の可能性、その他の未払い経費を充当する 十分な流動資本を保持するよう法により義務付けられています。毎年の監査により不足が認められる場合には、弊社の内部監査法人により詳細が全て当局へ 報告される運用となります。引用先:XMTrading公式サイト
文言で信託保全とは書かれていませんが、
『お客様のご資金は当社が用意する銀行口座へ移管され、分別管理されます。こちらの資金は当社の貸借対照表に含まれず、当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。』
この一文が信託保全を示唆しています。
『貸借対照表』とは会社の財政状況が一目で分かる表のことです。
- 会社が持っている「資産」
- 返済する義務がある「負債」
- 総資産から負債を差し引いた「純資産」
投資家の資金がここに含まれないということは、万が一の事態になったとしても差し押さえの対象にはならないということです。
XMが万が一の事態になった場合でもFX業者は関与せずに投資家と第三者の監査機構だけで資金回収処理を進めることができるのが信託保全になります。
資金管理に関しては国内FX業者並みの信頼性があると言っても良いです。
取引の安全性
海外FXと国内FXの大きな違いの1つに取引方式が挙げられます。
- 海外FXの多くが採用しているNDD方式とは
- NDD方式とはアキシオリーのネットワークシステムを通してトレーダーの注文を、リクイディティプロバイダーから直接提供されるレートで処理する方法です。
トレーダーとインターバンク市場の間には何も仲介するものがないのでリクオート(約定拒否)やレートずらしといった不正行為をすることが事実上不可能な取引方式がNDD方式です。
- 国内FXが採用しているDD方式とは
- DD方式は、トレーダーの注文を自社のディーリングデスクで処理を行うため、どうしても処理方法が不透明で企業の都合の良いようにレートを操作することも可能になります。
そうなるとストップ狩りやレートずらし、約定拒否といった不正行為をされてもトレーダーからは見ることもできないブラックボックスとなります。
国内FXの方がスプレッドが狭いのは、この取引方式が大きく関係しています。
NDD方式を採用しているXMのスプレッドはほぼゼロに近いのですが、会社を運営するために取引手数料を徴収する必要があるので不正なレート操作をしない以上、必然的に取引コストは高くなります。
それに引き換え、DD方式を採用している国内FXのスプレッドはとても狭いうえに取引手数料が無料です。
取引手数料が無料な上、スプレッドが狭い場合、どこから企業は利益を上げているのだろう?と単純な疑問が浮かび上がります。
答えはトレーダーの損失です。
海外FXは取引手数料で利益を上げて、国内FXはトレーダーの損失で会社を運営していることになります。
海外では滅多にないスリッページや値飛びやストップ狩りが、国内FXでは頻繁に見られるのはこの仕組みが原因になっています。
NDD方式を採用している企業はそれだけ、採用していないFX口座よりも信頼性は高いと言っても良いと思います。
それともう1つの大きな違いが『ゼロカットシステム』です。
- ゼロカットシステムとは
- 急激な為替変動で口座残高がマイナスになったしても、マイナス分をリセットして口座残高を「0」に戻してくれるシステムです。
簡単に言いますと追証がないということです。
追加証拠金を請求されないので、入金額だけがリスクに晒されるだけなので借金を背負うというリスクがなくなります。※強制ロスカットシステムがあるので余程の値動きがないかぎりマイナス残高にはることがないのでゼロカット使われることはほとんどありません。
トレーダーを借金地獄から守ってくれるとても有難いシステムになっています。
大規模なゼロカットが発動したのは近年だとスイスフランショックです。
国内FXでスイスフランショックの影響をモロに食らった人は借金地獄になっていますが、XMでトレードしていた方は口座残高はゼロになったものの損失は限定されています。
「XMはスイス国立銀行による大混乱の影響は受けていないことをお客様に保証致します。」
これは損失補填したXMの資金体力の凄さを表しています。
スイスフランショックで当時最大手と言われた海外FXブローカーFXCMは楽天FXに吸収合併、アルパリは破綻、XMはというとビクともしていません。
XMの資産の安全性と投資家保護のシステムの安全性は、この時に実証されています。
XMの評判が良いのは豊富なボーナスを提供しつつ盤石な信頼性を兼ね備えているからと言えます。
ちなみにですが、国内FXでは法律上ゼロカットシステムを採用することができません。
金融商品取引法、第三十八条の二と第三十九条で禁止行為とされています。
第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。一 投資顧問契約、投資一任契約若しくは第二条第八項第十二号イに掲げる契約の締結又は解約に関し、偽計を用い、又は暴行若しくは脅迫をする行為二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為(損失補塡等の禁止)引用元:金融商品取引法
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
二 有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為
引用元:金融商品取引法
損失補填をするという約束で勧誘する行為が禁止されています。
つまりゼロカットシステムが損失補填に該当してしまいます。
このゼロカットシステムがあるのとないのでは安全性で大きな違いになるため、国内FX会社を使ってトレードするよりも海外FXでトレードした方が安全だということになります。
マイナス口座残高=借金
なので入金額は0円になってしまいますが、それ以上の借金を背負うことがなくなるので、まだまだやり直すチャンスが残ります。
絶対安全なことが立証されているゼロカットを採用できない国内FXは「海外FXは危険」と言いたくなる気持ちは分からないでもありません。
XMの悪い評判
XMでたまに見かける悪い評判は「スプレッドの広さ」です。
確かにAxioryやTitanFXと比較すると若干取引コストは高くなっています。
ただ、スプレッド差の影響が出るのは取引回数の多いスキャルピングなので大きく値幅を取りに行くスイングトレードの場合、スプレッドの広さはそれほど影響されません。
なので、もしXMのスプレッドが気になる方は中長期のトレード専用口座として利用し、短期トレードはAxioryやTitanFXを使うというようにするとリスク分散も同時にできてしまい一石二鳥になります。
長期で運用するときほどFX口座の信頼性が重要になってくるので、XMは中長期トレード用に向いていると思います。
XMの評判と信頼性 まとめ
XMがなぜ日本人に人気があるのか?調べれば調べるほど深い理由が分かりました。
単純にボーナスが多いだけではなく、その裏側にある投資家を保護するという信頼性が下支えになって多くの顧客を獲得できているようです。
FXで最も怖いのが借金地獄です。
でも、それはゼロカットシステムを採用しているFX口座でトレードするだけで回避することができてしまいます。
XMはすでに大規模なゼロカットを難なく経験しているので会社自体の倒産リスクも少なく安心してトレードする環境を提供してくれるFX会社だと思います。
評判が良いのも納得しました。