XMのスタンダード口座のスプレッドをZero口座よりも狭くする方法を紹介します。
裏技でもなんでもなく、正当な方法で入金ボーナスを貰いながら実質取引コストを安くする方法です!
スタンダード口座とZero口座のスプレッドの違い
STP方式のスタンダード口座はスプレッドがやや広めで、ECN方式のZero口座の方が圧倒的に狭く設定されています。
どれぐらいの差があるのでしょうか?
下記の表に平均スプレッドとそれを円換算したものをまとめてみました。
通貨ペア | スタンダード口座 | Zero口座 | ||
平均スプレッド | 円換算 | 平均スプレッド | 円換算 | |
ドル円(USD/JPY) | 1.6 | 1,600円 | 0.1 | 100円 |
ユーロ円(EUR/JPY) | 2.3 | 2,300円 | 0.4 | 400円 |
ポンド円(GBP/JPY) | 3.5 | 3,500円 | 1.2 | 1,200円 |
オージー円(AUD/JPY) | 3.3 | 3,300円 | 1.2 | 1,200円 |
ユーロドル(EUR/USD) | 1.7 | 1,700円 | 0.1 | 100円 |
ポンドドル(GBP/USD) | 2.4 | 2,400円 | 0.3 | 300円 |
オージードル(AUD/USD) | 1.9 | 1,900円 | 0.4 | 400円 |
※1ドル=100円、1Lot(100,000通貨)で取引したも場合。
スタンダード口座はスプレッドだけで取引手数料はありませんが、Zero口座には片道500円という手数料が別途必要で、売って買っての往復分になるので1000円の手数料がスプレッドに加算されます。
実質取引コストを下げる方法
実際の取引コストを比較してみます。
通貨ペア | スタンダード口座 | Zero口座 | |
スプレッド | -XMP | ||
ドル円(USD/JPY) | 1,600円 | 940円 | 1,100円 |
ユーロ円(EUR/JPY) | 2,300円 | 1,640円 | 1,400円 |
ポンド円(GBP/JPY) | 3,500円 | 2,840円 | 2,200円 |
オージー円(AUD/JPY) | 3,300円 | 2,640円 | 2,200円 |
ユーロドル(EUR/USD) | 1,700円 | 1,040円 | 1,100円 |
ポンドドル(GBP/USD) | 2,400円 | 1,740円 | 1,300円 |
オージードル(AUD/USD) | 1,900円 | 1,240円 | 1,400円 |
通常で比べたらZero口座の方が断然安い取引コストですが、スタンダード口座にはXMPがあります。
ロイヤルプログラムとはXMのプロモーションの1つで取引するごとにXMPが貰えるポイントバックシステムです。
最大で1取引660円分のXMPがポイントバックされるので、それをスプレッドから差し引いた場合、ドル絡みの通貨ペアに関してはスタンダード口座の方が取引コストは安くなります。
しかも、スタンダード口座は入金ボーナスの対象なので、資金を効率よくトレードすることができます。
XM ロイヤルティステータスを最短でアップグレードする方法
ただ、最大でXMPを貰うにはロイヤルティステータスのランクをアップグレードする必要があります。
ロイヤルティプログラムには4段階のステータスが用意されています。
ステータスランク | アップグレード取引条件 | 獲得XMP / 1Lot | ボーナス換算(円換算) |
EXECUTIVE | ウェルカム | 10XMP | 約3.3ドル(330円) |
GOLD | 30日以上 | 13XMP | 約4.3ドル(430円) |
DIAMOND | 60日以上 | 16XMP | 約5.3ドル(530円) |
ELITE | 100日以上 | 20XMP | 約6.6ドル(660円) |
ステータスランクは一定の取引期間を経過するとステータスがアップグレードして付与されるXMPもそれに比例して増加します。
なので、取引すればするほどステータスはランクアップすることになり、ELITEまでランクが上がると末端のEXECUTIVEとは1回のトレードで貰えるポイントが倍になります。
取引日数の合計が30日と超えるとランクアップ、次は60日と順にアップグレードしていき最終的には100日を越える取引で最高ランクのELITEに昇格します。
つまり最短でELITEへ昇格するには最低でも100日かかることになります。
最も簡単にアップグレードする方法は100日間、ポジションを持ち続けることです。
ただ、そうなると為替変動のリスクがつきまとってきます。
それを回避する方法は「マイクロ口座で取引する」です。
マイクロ口座の1Lotは1000通貨単位なので、スタンダード口座の100分の1のロットサイズでポジションを持つことが出来ます。
マイクロ口座の最小取引サイズは0.01Lotなので、ドル円でマイナス方向へ1pip動いたとしても10銭の損失で1円動いたとしても10円の損失で済みます。
この最小のポジションサイズでも取引日数に加算されるので、安全に最速でステータスランクをアップグレードすることができます。
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スタンダード口座とZero口座、どっちを使う?
先ほどの表を見て頂いたら分かると思いますが、取引コストにそれほど大きな差はありません。
ただ、少額でトレードを始めるなら入金ボーナスを活用しないのは勿体ないので、そういった方はスタンダード口座が良いと思います。
ただ、このXMPは10分以内のトレードには付与されないのでスキャルピングには全く向いていません。
なので、スキャルをしたいという人はZero口座の方が良いように思います、ECN方式で約定力が強いということも考えると。
そもそもXMはスキャルピングと相性が悪いFX口座なので、Zero口座でトレードするなら、違う海外FXでした方が良いと思います。
XMはデイトレード以上の時間軸のトレードが向いている口座で、もっと短い時間軸で資金効率を上げたい方はストップレベルが「0」のAxioryやTitanFXがお勧めとなります。
ちなみにですが、XMのストップレベルは「4」なので、エントリーレートから4pips以上離れた位置からしか逆指値注文を置けないので、タイトなロスカットが必要なスキャルには不向きとなります。
手動決済すれば良いのですがスキャルは激しい値動きの中、高ロットでトレードするので、万が一の操作遅れが命取りになる可能性もないわけではないので。
海外FXでは珍しくボーナスのないAxioryですが、日本人に絶大な人気を誇る評判と信頼性を徹底検証していきましょう! ボーナスがないAxioryだからこその強みも一緒に紹介します! ゼロカットシステム搭載で安心! Axio[…]