XMでスキャルピングをするのは難しいとは言いませんが、他にもっとやりやすい海外FXがあります。
スキャルピングが不利な理由がこれだけ揃っていたら納得という解説をします。
XMがスキャルピングに向かない理由
XMがスキャルピングに向かない理由は以下の通りで1つずつ解説していきます。
- ZERO口座の取引手数料が高い
- ストップレベルが広い
- 出金手数料が高い
- ZERO口座が入金ボーナスの対象外
ZERO口座の取引手数料が高い
XMは3つの口座がありますが、スプレッドが最も狭く設定されているECN方式のZERO口座を使うのがベストなのですが、その取引手数料が高いです。
Axioryと比較してみると取引コストはXMのほうが高くなります。
まずは2社の平均スプレッドで比較します。
_ | XMTrading | Axiory | ||
スタンダード | ZERO | スタンダード | ナノスプレッド | |
手数料 | 無し | 往復$10.0 | 無し | 往復$6.0 |
ドル円(USD/JPY) | 1.8pips | 0.3pips | 1.3pips | 0.4pips |
ユーロドル(EUR/USD) | 1.9pips | 0.3pips | 1.2pips | 0.2pips |
ユーロ円(EUR/JPY) | 2.7pips | 0.6pips | 1.7pips | 0.6pips |
ポンドドル(GBP/USD) | 2.6pips | 0.6pips | 1.6pips | 0.8pips |
ポンド円(GBP/JPY) | 4.6pips | 1.1pips | 2.2pips | 1.2pips |
スプレッドだけ見るとXMの方が若干ですが狭く設定されていますが、ここにECN方式の取引手数料が加算されます。
_ | XMTrading | Axiory | ||
スタンダード | ZERO | スタンダード | ナノスプレッド | |
手数料 | 無し | 往復$10.0 | 無し | 往復$6.0 |
ドル円(USD/JPY) | 1,800円 | 1,300円 | 1,300円 | 1,100円 |
ユーロドル(EUR/USD) | 1,900円 | 1,300円 | 1,200円 | 800円 |
ユーロ円(EUR/JPY) | 2,700円 | 1,600円 | 1,700円 | 1,200円 |
ポンドドル(GBP/USD) | 2,600円 | 1,600円 | 1,600円 | 1,400円 |
ポンド円(GBP/JPY) | 4,600円 | 2,100円 | 2,200円 | 1,800円 |
円換算した結果、全ての通貨ペアでAxioryのスプレッドほうが安くなります。
しかも手数料なしのAxioryのスタンダード口座と同じぐらいになります。
スキャルピングは取引回数の多いトレード方法なので、回数を重ねるごとにこの差は歴然になってきます。
同じ通貨ペア、同じエントリータイミング、同じ取引量、同じポイントで決済、すべてが同じでもAxioryの方が利益が多くなります。
特にスキャルピングは利幅が狭いのでロットを上げてトレードするので、単純に✕10になると手数料の差が2,000円とか4,000円とかになってきます。
これを1日に少なく見積もって10回取引したとしたら20,000円~40,000円の利益に差が出ます。
逆にいうとAxioryに口座を乗り換えてトレードするだけで、1日に20,000円~40,000円の利益が増える計算になります。
口座以外は何も変えていないのに利益が増えるという不思議な現象が起こります。
ストップレベルが広い
XMのストップレベルは「40」になっています。
ストップレベルとは、簡単に書くとXMの場合、現在レートから±4pips以内にテイクプロフィット注文やストップロス注文を置くできないということです。
これはスキャルピングでは少々面倒です。
エントリーして早くて数秒で決済するスキャルは手動で決済しても良いですが、遅れる局面も出てきます。
それを防ぐために前もって決めておいたロスカットレートや利確目標に指値や逆指値をエントリーと同時に注文を出すのですが、ストップレベルが広いと注文が拒否されます。
スキャルは狙う値幅が狭いため、4pipsというのは微妙な広さでロスカット注文が置けるほどの値幅だと問題ないですが、4、5pipsを狙う時には手動で決済することになります。
このストップレベルがAxioryのMT4の場合は0になっているので極端な話、建値にセットすることもできます。
CTRADERの場合は0.4pipsになっていますが、0.4なのでそれほど影響はないと思います。
出金手数料が高い
XMの手数料が高いのは海外銀行送金でしか利益分を出金できない決済方法の不足が原因になっています。
以前まではBitwalletで利益分を出金することができたので、手数料はまだ少ない方だったのですが現在は入金額までとなっているため海外送金のリフティングチャージ料が数千円かかってきます。
海外送金は出金額に応じての手数料ではなく、1回の手数料なので少額を出金しても高額を出金しても高い手数料を取られるので頻繁に入出金を繰り返す人は、ここで利益を削られることになります。
AxioryはCurfexがあるので入金、出金ともに海外FXで唯一手数料なしの口座になります。
Axioryを使うだけで出金時の手数料がゼロ円になるメリットが得られます。
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ZERO口座が入金ボーナスの対象外
Zero口座は入金ボーナスとポイントバックの対象外なので、XMのメリットであるボーナスを貰いながらスキャルピングをするにはスタンダード口座を使うことになります。
ただでさえAxioryのナノ口座にスプレッドで負けているのにスタンダードだと明らかにスプレッドに差がついてしまいます。
ポイントバックがあるのでスプレッド差は少々縮まりますが、それでもAxioryの有利に変わりはありません。
小さな差が積み重なると
XMでスキャルピングが不利な理由の1つ1つはそれほど大きな差ではありませんが、小さな積み重ねが大きな差になってきます。
入金ボーナスを活用することで口座タイプはスタンダードを選択し、スプレッドが広がるとストップレベルも実質的に広くなり、思った通りのレートに注文を置くことができず、最終的には出金手数料が高く毎回数千円のの差がついていきます。
入金ボーナスが使えない時点でXMを利用するメリットは消滅します。
スプレッドが広いということは、同じレート、同じポジションサイズでトレードしてもスプレッドの狭い口座には差をつけられます。
しかも回数が増えるごとにそのは広がる一方になります。
同じ100円の商品でも原価が30円と60円では利益率が大きく変わってきます。
それと同じで現在の海外FXの特にECN方式のレートはどこも同じようなレートでトレードすることができます。
でも、各社手数料が異なってきます。
これが原価にあたる部分でスキルアップなしで利益率を上げることができる唯一の方法が総合的な取引コストの低い海外FX口座を選ぶことです。
同じ場面で同じタイミングで決済してもXMとAxioryでは後々の得られる利益は確実に変わってきます。
トレーダー同士で比較すると個人のスキルやトレード環境の差があるのであまり実感できないと思いますが、自分のトレードで比較すると確実に利益率はアップしているはずです。
XMでスキャルピングが不利な理由 まとめ
スキャルピングでXMを使っている人はAxioryに変えるだけで利益は増えます。
最初は少額かもしれませんが、ロット数が増えるにつれて利益率も大幅にアップしてきます。
ボーナスが貰えないZero口座を使うなら、ボーナスのないAxioryのナノ口座を使っても同じですよね。
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