Axiory(アキシオリー) 口座タイプ

Axiory(アキシオリー)には口座タイプが「スタンダード」「ナノスプレッド」、プラットフォームは「MT4」「CTRADER」が用意されています。

FX初心者はどの口座タイプを選べば良いのか?検証したいと思います。

 

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Axiory 口座タイプは?

Axioryの口座タイプは2種類。

スタンダードとナノスプレッドのスペックを比較してみます。

 

口座タイプ スタンダード ナノスプレッド
取引方式 ECN方式 STP方式
最大レバレッジ 1:400 1:400
口座通貨 JPY・USD・EUR JPY・USD・EUR
取引手数料 あり(往復6ドル/1Lot) なし
ぜロカット保証 あり あり
両建て 可能 可能
取引回数制限 なし なし
最低取引量 0.01=1,000通貨 0.01=1,000通貨
最大注文ロット(1トレード) 1000 1000
取引単位(FX) 1Lot=100,000通貨 1Lot=100,000通貨
最大保有ポジション 制限なし 制限なし

ゼロカット保証は国内FXでは実現できない投資家保護の最高クラスのサービスになっているのでどちらの口座でトレードをしても借金を背負うリスクがゼロで安全なのですが、2つの口座タイプに甲乙をつけるポイントが2つあります。

それは『取引手数料』と『取引方式』です。

それ以外は全く同じスペックになっているのですが、この2つが重要になってきます。

 

Axioryの取引手数料

スタンダード口座は取引手数料なしでスプレッドのみになります。

 

スプレッドとは買値(BUY)と売値(SELL)の差のことで、これが実質的な取引手数料になります。

上記の画像の場合、108.036で買って108.031で売ることになるのでスプレッドは0.5pipsになり、これが手数料として徴収されます。

 

スプレッドのみのスタンダード口座に対して、ナノスプレッド口座はスプレッド+取引手数料になっています。

カタログ上では取引手数料3.0ドルとなっていますが、これは1トレードのみの片道分でトレードは買ったらそれを売る2トレードで完結になるので、往復分として6.0ドルが必要になってきます。

 

これだけ見るとナノスプレッド口座の方が取引コストが高いように感じ、スタンダード口座を開設した方が良いように思ってしまいますが、実際はどうなのでしょうか?

Axioryは変動スプレッド制を採用しているので、2つの口座の平均スプレッドで比較してみます。

 

通貨ペア スタンダード口座 ナノスプレッド口座
平均スプレッド 円換算 平均スプレッド 円換算+手数料
ドル円
(USD/JPY)
1.3 1,300円 0.4 400円+600円
=1,000円
ユーロ円
(EUR/JPY)
1.7 1,700円 0.6 600円+600円
=1,200円
ユーロドル
(EUR/USD)
1.2 1,200円 0.2 200円+600円
=800円
ポンド円
(GBP/JPY)
2.2 2,200円 1.2 1,200円+600円
=1,800円
ポンドドル
(GBP/USD)
1.6 1,600円 0.8 800円+600円
=1,400円
オージー円
(AUD/JPY)
1.9 1,900円 0.4 400円+600円
=1,000円
オージードル
(AUD/USD)
1.8 1,800円 0.5 500円+600円
=1,100円

ナノスプレッドの方が取引手数料は必要になりますが、その分スプレッド自体が海外FXのトップクラスと言われるほど狭く設定されています。

 

そのため、取引手数料を徴収されたとしてもトータルの取引コストはナノスプレッドの方が安くなるようになっています。

この差はトレード回数が増えるにつれてドンドン広がっていくことになってきます。

 

Axioryの取引方式

この2つの口座タイプのスプレッドに差があるのは取引方式に違いがあるからです。

AxioryはNDD方式を採用しているのですが、このNDDにも2種類の取引方式があります。

 

ECN方式

AxioryのECN方式は世界最大の金融インフラの「エクイニクス社」に投資家の注文を投げ、瞬時にタイトなスプレッドで約定するシステムになります。

この取引方式はインターバンクから送られてくるレートをそのまま投資家に提供するので、スプレッドがほとんどありませんが、Axioryの利益として取引手数料を徴収するようになっています。

 

この取引方式の良いところは、Axioryと投資家の関係性がWin-Winになっていることです。

投資家が取引を繰り返せば繰り返すほどAxioryには取引手数料が入ることになり、Axioryとしても投資家に勝ってもらってトレードを続けてもらう必要があります。

なので、Axioryは投資家保護に全力を注ぐことになり、投資家も取引を繰り返せることになります。

 

STP方式

ENC方式とは少し違いSTP方式はリクイディティプロバイダーに投資家からの注文を直接流して約定するシステムです。

その際に手数料をスプレッドに上乗せして注文を流しているのでENC方式よりもスプレッドが広く設定されていて、その代わりに取引手数料がなしになっています。

 

Axioryの口座タイプは一択

どちらもNDD方式で透明性の高い取引方式なのですがSTPは性質上、ENCに比べてスリッページが発生する可能性が高くなります。

STP方式と謳いながら不正操作をする海外FX業者がいてるもの事実なので(Axioryは安全です)念には念をということで、ECNを開設している方が間違いがないと思います。

 

なので、Axioryで口座を開設するのは「ナノスプレッド口座」一択です。

取引コストも安く取引の透明性も高いナノスプレッド口座だけで良く、わざわざスペックの劣るスタンダードを開設する必要性はないように思います。

 

Axioryの取引プラットフォーム

Axioryが提供するプラットフォームは「MT4」と「CTRADER」の2種類です。

世界中のトレーダーのほとんどが利用していると言われているMT4ですが、FX初心者におすすめしたいのはCTRADERです。

 

入門用としてはシンプルな作りのMT4が良いのですが、機能の充実性は確実にCTRADERに軍配が上がります。

慣れてしまえばMT4とまではいきませんが簡単に操作することができるので、FX初心者は最初からCTRADERを使って慣れてしまったほうが後々メリットが多くなってきます。

 

例えば、取引に必要な情報が一目で分かるようになっています。

取引したいロット数が1pip動いたらどれぐらいの値幅があるのか?などエントリーする前に確認できたりします。

この辺りの情報はMT4ではエントリーしてからでないと分かりません。

 

それとUTC+9に設定すると日本時間がチャートに表示されます。

これはMT4にもインジケーターがありますが、CTRADERの完成度と比べると雲泥の差です。

 

ただ、自作のEAを回したいという人はMT4の方が良いです。

CTRADERではcBotという自動売買ツールを使用することができます、自作のやり方が面倒なのでお勧めできません。

 

FX初心者におすすめ口座タイプとプラットフォーム

口座タイプは間違いなくナノスプレッドの一択です。

プラットフォームはCTRADERがお勧めと書きましたが正直なところどちらでも良く、むしろ口座を追加してMT4とCTRADERの両方を開設してても良いと思います。

 

ちなみにですが、私はナノスプレッド口座のMT4とCTRADERをリアルとデモ、全部で4パターンの口座を開設しています。

これに大した意味はないのですが、新しい機能を試すときはデモを使って、実際のトレードはリアルでという感じで使い分けています。

 

口座選びで迷ったらAxioryだと思います。

日本ではXMの人気が高いようですが、実際に比較して使ってみるとやっぱりAxioryの方が良いなぁってなりますから。

 

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